鬱チェックは自分でできる

鬱と診断されるのはどのような場合でしょうか。どんな人でも悲しいこと、つらいことがあれば、憂鬱な気分になります。でも何日かすれば立ち直ることができます。しかし、何日たっても回復できずに、普通の生活ができないほどになると「うつ」と診断されます。うつ診断の基準は、うつ状態が病的かそうでないかです。はっきりとしたラインを引くのは難しいですが、鬱チェックシートやうつテストを用いてその人の心の状態を診断し、病的なつまり鬱病かそうでないかを診断します。鬱チェックの項目は不安、悲しみなどマイナスな感情の程度、生活に対するやる気の度合いなどいくつかの項目でうつの症状を診断します。具体的な質問内容としては、気持ちが沈んでいますかとか、寝起きがつらいですかなどです。最近ではネット上でうつチェックできるところや、鬱テストを掲載しているところもありますので、気になる方は、鬱チェックをご自身ですることができます。

鬱(うつ)の症状と診断

鬱の症状は軽度で心配ないものから、治療が必要なもの、病院に入院して治療が必要なものまで、いろいろな程度があります。また、治療の方法もカウンセリング、抗うつ薬の投与、電気ショック療法など、うつの段階によって様々です。「うつ」の症状の典型は、自分はだめな人間だ、何をしても良いことがない、この先、何も良いことがないのではないかという漠然とした不安や悲しみ、焦りなどののマイナスな感情です。うつチェックで真っ先にチェックされる項目です。次に多いのが、やならくてはいけないのが分かっているのにやる気が出ない、手がつけられないという症状です。好きだった趣味などにも興味がもてなくなる、そんな症状です。そしてこれらの鬱症状は、日常の生活では、眠れない、寝起きが悪い、食欲がない、あるいは異常にありすぎるなどの現象として表れてきます。うつチェックシートや、うつテストで病的と診断された人は、早めに専門医の診断を受け、相談することをお勧めします。

鬱の治療と薬

鬱の治療法の基本は「休む」ことです。鬱症状に陥る人はまじめで、責任感が強い人が多いです。がんばり過ぎる、人に迷惑をかけたくない、そんな気持ちが強すぎて鬱の症状になってします。ですから、心身を休めることが非常に重要です。医師を信頼し、相談しながら不安や焦りの気持ちをひとつひとつ解決していくことが大切です。
鬱の治療は,基本的には薬を併用します。気分の大きな起伏を押さえ、気持ちを落ち着かせるような薬が処方されます。その人の症状に合った薬や薬の配合を見つけるまでには時間がかかりますし、薬の効果が表れるまでには時間がかかりますので、焦らないことが肝要です。
薬を使った鬱の治療の他には論理療法(認知療法)や心理療法と呼ばれる鬱治療があります。たとえば、「何も良いことがない」と考えるのを「いつか良いことがある」のように考え方そのものを治していこうという鬱の治療の方法です。ほかに電気ショック療法という鬱治療もあります。電気ショックというと怖いような感じですが、高圧の電気ではなく、低電圧の電気を使うので、怖い鬱治療法ではありません。

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